「がん患者の緩和ケア」についてお話させて頂きます。

正直、このお題は、気持で思っていても、中々、SNSを使って発信するか迷いましたが、必要としている方にはと思い、私の考えを掲載したいと思います。

まず、がん患者への、整体・マッサージは教科書通り申しますと、「禁忌」疾患となり、ほとんどの治療院では、断られると思います。

当店でも承諾書を署名して頂けば、院長高木が行うのですが、私以外のスタッフには、施術不可と伝えております。

がんの種類にもよりますが、その多くが疼痛・吐気・倦怠感・食欲不振・気分のお落ち込み・・・・・

それはそれは、沢山の辛い症状に悩まされます。薬の副作用も大変なものです。そして、体を動かすことが難しいですので、筋肉の強張りは、通常の肩こりや腰痛の硬さとは、比較しようがないぐらいです。

正直申しまして、施術中に何らかの、急を要する状態になる恐れさえある訳で、施術の対比効果としてのメリットはありませんし、訴訟問題に発展することも考えられます。

ですが、お金の問題ではなく、がん患者様本人は、その苦痛から、少しでも楽になりたいと思っている方もいるでしょうし、担当医の許可が出るのであれば、整体・マッサージは行うべきと思っております。

もちろん、整体・マッサージでガンが治る訳ではないですが、緩和ケアとして、少しでも楽になるのであれ免疫学的にも、施術者として、考え直さねばならないと思います。

そして、患者御家族も、さすってあげたいとか、楽にさせてあげたいと思う気持ちはありますが、専門家でない為に、どうしたら良いか分からない方が多いと思います。

わたしは、患者さんの利を最優先に考えて、御家族の相談にものります。

二人に一人がガンに侵される時代です。ですが、医学の進歩と共に、治癒する方も多くいます。その反面、残念ながら治らないものもあります。

先程も申しましたが、
患者さまや御家族で相談の上、リスクを御理解頂けるのでしたら、院長高木まで御連絡ください。

※追記ですが、藁をもすがる方々から、マッサージの依頼を受けての、利益追求はまったく考えておりません。通常出張料金で承ります。